竜星涼がまたも特殊な学校の教師役に苦笑い、新感覚学園ドラマ「都立水商!」

MBS、TBSほかで5月にスタートする連続ドラマ「都立水商!~令和~」(MBS=5月5日スタート・日曜深夜0:50、TBS=5月7日スタート・火曜深夜1:28)の試写会が行われ、主演の竜星涼、共演の松井玲奈、恒松祐里、瀬戸利樹、伊藤萌々香、大原優乃、飯窪春菜、小野寺晃良、バンダリ亜砂也が出席した。

主人公の新人教師・石綿直樹役を演じた竜星は「教師をやらせてもらうのは目標でもあったので感慨深いものがあります。ちょっと前にドラマ(テレビ朝日系「オトナ高校」/2017年)で教師をやったこともあったのですが、その時は生徒役が僕よりも年齢が上で全員先輩というちょっと変わった高校だったんです。今回はやっと普通の学校の教師がやれると思ったのですが、水商売の学校でした。なかなか普通の学校には就職させてもらえない」と苦笑いで変わった教師役をアピールした。

ドラマは東京・歌舞伎町にある水商売の専門教育を行う公立高校を舞台に、就職浪人中の石綿が「先生」の肩書欲しさに、キャバクラ科、ホスト科、マネジャー科、フーゾク科の四つの科がある「水商」の教員となるストーリー。原作は室積光氏の小説「都立水商!」で、猪熊しのぶ氏の作画で漫画化もされた。

撮影は実際のキャバクラやホストクラブでも行われ、キャバクラ科の生徒・温井寧々役の飯窪は「キャバクラに行くことはないと思っていたので、すごくきらびやかだなと思って見てました。ホストクラブは機会があったら、いつか私も行くことがあるかもしれないとは思っていたのですが」と冗談交じりに驚かされたことを告白すると、実技担当の教員・乾千花役の松井も「キャバクラ科の生徒たちは全員素質があると思いながら見ていました。1話で竜星さんをワーッと囲むシーンがあるんですが、すごくいいなって。私もこのお店に行きたいなって思いました」とプロ顔負けの芝居で盛り上がったことを明かした。

また、竜星は「どんどん感情移入して、最終的には感動してもらえる作品だと思います。今までの水商売のイメージを払拭(ふっしょく)できる作品になっているはず。令和という新しい時代にピッタリの新しい学園ものが誕生したと思います。パート2を望んでいます」とドラマの意義を訴えていた。

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