赤い悪魔に元気がない。オーレ・グンナー・スールシャール監督の魔法が解け、公式戦ここ5試合でわずか1勝とマンチェスター・ユナイテッドは不遇の時期を過ごしている。トップ4フィニッシュが危ぶまれる中、迎えるは地元のライバルとの“マンチェスター・ダービー”。再起を目指すなら、まずは“うるさい隣人”を倒さなければならない。
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マンチェスター・ユナイテッド
欠場者情報
エバートン戦で打撲を負ったフィル・ジョーンズは休ませる可能性がある。また前十字靭帯断裂でアントニオ・バレンシアとエリック・バイリー、アンデル・エレーラはトレーニングに参加するまでに回復したものの、ビッグマッチで復帰させるかは微妙だ。
マッチプレビュー
今回で160回目となる“マンチェスター・ダービー”は、ミッドウィークに実現するのは今回で7回目。平日開催でユナイテッドは1994年11月の一戦で勝利しているが、他の試合では1度も勝てていない（2分け3敗）。加えてアレックス・ファーガソンが退任してからユナイテッドを指揮した監督は、就任1年目のリーグ戦で必ずシティに敗北。それでも、ユナイテッドはクリーンシートこそ少ないものの直近のホーム14試合で無敗を維持している（9勝5分け）。
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マンチェスター・シティ
欠場者情報
長期離脱中のクラウディオ・ブラーボに加え、直近のトッテナム・ホットスパー戦でケビン・デ・ブルイネが左足を負傷。途中交代となりダービー欠場が決定している。
マッチプレビュー
ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードでシティはリーグ通算6勝を達成しており、ここまで勝利したのは2チームだけ（チェルシー）。またジョゼップ・グアルディオラ監督は史上3人目となるユナイテッド戦アウェイ2連勝を記録し、今節も勝利すればプレミア史上初のオールド・トラフォードで3連勝した監督となる。
“マンチェスター・ダービー”においてセルヒオ・アグエロ以上にネット揺らした選手はいない（ウェイン・ルーニーと同数の8ゴール）。ダービーを除けば、アラン・シアラーがユナイテッド相手に最も得点を挙げている（10ゴール）。
