吉本坂46☆秋元康プロデュースのグループから各ユニットの人気メンバーが登場!

吉本坂46☆秋元康プロデュースのグループから各ユニットの人気メンバーが登場!

5月8日(水)に2ndシングル「今夜はええやん」をリリースする、秋元康がプロデュースを手掛ける“坂道シリーズ第3弾”のアイドルグループ・吉本坂46。今作では、「選抜」、「RED」、「スイートMONSTER」という3つのユニットそれぞれのCDジャケットを作成し、3rdシングルの表題曲をかけて売り上げを競うという企画の面白さも注目の的。そこで、各ユニットの人気メンバーに意気込みやMV(ミュージックビデオ)の撮影秘話、メンバー同士の交流などを直撃した。

──ユニットごとにCDの売り上げを競うことへの意気込みは?

岩橋「僕らスイートMONSTERからしたら『勝てるか~い!』の一言(笑)。でも大番狂わせを狙える立ち位置なので、プレッシャーとも無縁だし面白いと思います」

おばた「吉本坂46だからできる企画ですよね。ただ、熱狂的ファンがいるREDが、まぁ~強いんですよ! ライブをやっても、選抜ユニットのファンのお客さんは劇場を見に来ている感覚で『ココリコの遠藤(章造)だ!』みたいなリアクションですけど、REDには『キャーッ!』という感じですから」

小寺「REDは、ユニット全体を推してくださる方はいらっしゃいますが、個人では選抜ユニットのメンバーとは知名度が比べ物にならないです…。だけど、自分の買ったCDで勝ち負けを決める参加型企画は、お客さんも楽しんでくれそうですね」

──メンバー同士で交流はありますか?

おばた「僕は岩橋さんと話をする機会が増えたし、同じ選抜ユニットのガンバレルーヤの2人が最近、近所に引っ越してきたので、公私ともに顔を合わせることが多いです」

小寺「私は大阪在住なので、REDのトット・多田(智佑)さんとNGK(なんばグランド花月)の楽屋で、朝5時くらいまで毎日のように練習しています。もはや仲良しというより、お互いがいないと練習ができないからしょうがないって感じ」

おばた「そんなに一緒にいて、恋は!?」

小寺「あんなダンスの下手な人、嫌です(笑)。私も下手だから一生懸命練習してるけど、ファンの方には『多田さん本当に練習してますか? 小鹿みたいですよ』なんて言われるほど。REDは世界的なダンサーのメンバーもいるので、私たちはそういう方々にスローな動画を送ってもらって、支えられています」

岩橋「僕は同じユニットに所属する脚本家の旺季志ずか先生に気に入って頂き、先生が書かれたお芝居に出演することになりました。何と、プロの役者さんと二人芝居! 世界が広がりましたね」

おばた「ちゃんと、他の仕事にもつながっているんですね!」

岩橋「まあ…そうね! ただ、吉本坂46の時は『しーちゃんって呼んで』ってニコニコ言われていたのが、お芝居の時は『吉本坂(46)の顔とはちょっと違うから、ここでは真剣に言うよ』とピキッとしはって。以来、僕も『先生』としか言われへんようになりました(笑)」

──プロデューサーの秋元康さんとのやりとりで印象に残っているものは?

小寺「オーディションを受けた人が皆、思いが熱すぎて、1人5分くらいしゃべってたんです。そしたら秋元さんが『皆さん長い。アイドルはちょっと物足りないくらいがいいんです』って」

岩橋「勉強になるわ~!」

小寺「『“どんな子なんだろう?”と思わせるくらいで終わって欲しいから、今後は自分を出し過ぎないよう気を付けてください』って」

おばた「確かに、『吉本坂46が売れるまでの全記録 シーズン2』(テレビ東京ほか)の初回ゲストだった欅坂46の渡辺梨加さんもしゃべらなくて、答えるまでに間が空くんだけど、収録の後半くらいになると、それが魅力に映るようになってきてました」

岩橋「なるほど、スリムクラブの漫才もめっちゃゆっくりやもんな」

おばた「今は欅坂46の話です(笑)!」

──岩橋さんと小寺さんはそれぞれのユニットでセンターも務めていますが、抱負は?

岩橋「僕は小学6年生からずっと太ってるんですけど、この年になると体がいつまで動くかも分からないから、一度、自分がどれだけ歌って踊れるのか挑戦したい気持ちが芽生えました。そのために、笑いに走るんじゃなく、カッコ良く動ける“NEW岩橋”になれるよう、今ちょっと炭水化物を抜いています。さっきクリームパンを食べてしまいましたけどね。このままだと“痛風アイドル”になってまうんで」

おばた「“痛風アイドル”って、坂道シリーズで聞いたことがない(笑)」

岩橋「でしょ! だけど、センターをきっかけに健康面も意識していきたいです」

小寺「私はプロのダンサーのメンバーの方に育ててもらいつつ、どれだけダンスが上達するのか、ファンの方に見守ってもらいたいですね」

おばた「僕は選抜ユニットのセンターではないですが、『CC5』というイケメンを集めた新ユニットでも歌っています。芸人ゆえ“アイドル”をやることに恥ずかしさがあるんですが、最近、照れているほうがダサいと思い、徐々に“アイドル”として振り切れるようになってきました」

岩橋「照れている場合じゃないよね。芸人って“ガチでやってはいないぞ”と見せたがりがちだけど、それこそナンセンス」

おばた「照れなくなった自分に成長を感じますね。思いっきりカッコつけると、『吉本坂46が売れるまでの全記録~』のMCの今田耕司さんに『ムカつく』って言われるんですけど(笑)、そう言われたモン勝ちだと思うようにしてます」

岩橋「それでええねん!」

おばた「『ムカつく』って言われても、今では全然心は折れません。それ以上に本業でスベってますから(笑)」

【プロフィール】


吉本坂46
秋元康プロデュースの“坂道シリーズ”第3弾として、吉本興業グループ所属の約6000名からオーディションでメンバーを選出。’18年に「泣かせてくれよ」でデビューし、個別CD売り上げで小寺真理が1位に。「吉本坂46が売れるまでの全記録 シーズン2」(テレビ東京ほか)に出演中。

おばたのお兄さん
’88・6・5新潟生まれ。双子座。B型。小栗旬のモノマネで人気に。「今夜はええやん」では選抜メンバーとして表題曲、CC5として「イケメン騎士団」を歌っている。

小寺真理(こてら まり)
’91・8・31大阪生まれ。乙女座。A型。吉本新喜劇座員。「今夜はええやん」ではREDが歌う「やる気のない愛をThank you!」でレインボー・池田直人とWセンターを務める。

岩橋良昌(いわはし よしまさ)
’78・8・12大阪生まれ。獅子座。A型。’03年に兼光タカシとプラス・マイナスを結成。「今夜はええやん」ではスイートMONSTERのセンターに選ばれ、「現在地」を歌唱。

【リリース情報】


2ndシングル「今夜はええやん」
5/8(水)リリース
¥1,700 CD+DVD/映像版(選抜 ver.、RED ver.)
¥1,200 CD/通常盤

【プレゼント】


サイン入り生写真を2名様にプレゼント!

ハガキでの応募方法は「TVガイド」5/3号(P118)をご覧ください。
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取材・文/井上佳子 撮影/亀井重郎 スタイリング/YUMI NABETA

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