露天風呂から稲葉山一望 小矢部で来月24日、日帰り温泉開業

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 小矢部市の三井アウトレットパーク北陸小矢部の隣接地に5月24日、日帰り温泉「天然温泉風の森」がオープンする。桜井森夫市長と温浴施設運営のツルカメO&E(高松市)の須賀豊社長が23日、市役所で会見し、概要を説明した。女性が満足する「ワンランク上のもてなし」を重視し、アウトレットとの相乗効果で地域活性化に寄与する施設を目指す。

 アウトレット周辺では、ミニホテルやホームセンターが開業するなど商業集積が進んでいる。アウトレットを運営する三井不動産が市に対し、相性の良い施設として温浴施設を挙げたのを契機に、市が誘致に取り組んできた。

 北陸初進出のツルカメO&Eは、大阪府と福岡など4県で温浴施設を展開しており、小矢部が10店舗目となる。営業時間は午前9時~午後10時で、年間利用者は25万人と見込む。アウトレットの集客力と金沢市に近い立地が進出の決め手になったという。

 建物は鉄骨2階建てで、延べ床面積約2466平方メートル。総工費は約13億円。2階は露天岩風呂や炭酸風呂など6種類の風呂を設け、露天風呂からは稲葉山も一望できる。女性浴室には炭酸シャワーも導入する。

 天然岩塩を壁に使い、洞窟をイメージした岩盤浴のスペースを設ける。岩盤浴利用者向けに、音楽を楽しむ「コンサートシアター」や、電子書籍が無料読み放題の「LIBRARYルーム」も用意。レストランでは「稲葉メルヘン牛」など小矢部の食材を使ったメニューも検討する。

 桜井市長は「アウトレットを核としたにぎわい創出と女性に優しいまちづくりを進めており、開業を心より歓迎する」と話し、須賀社長は「女性目線にこだわって整備した。地域住民にくつろいでもらえる施設にしたい」と語った。