菊池雄星の“トラウト斬り“も登場 MLB公式が公開した奪三振動画集が凄い

マリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

バーランダー、カーショーのカーブなど“えげつない”ボールでの三振が登場

 投手の100マイル(約160キロ)超えの速球に切れ味抜群の変化球も魅力的なメジャーリーグ。MLB公式インスタグラムが、トッププレーヤーたちの奪三振集動画を公開し、その“えげつない”ボールの数々が話題となっている。

 動画にはジャスティン・バーランダー、クレイトン・カーショーのカーブ、アダム・オッタビーノ、ライアン・プレスリーのスライダー、ルイス・カスティーヨのチェンジアップなどメジャー屈指の“えげつない”ボールで奪った三振が次々と登場。菊池雄星が初勝利を挙げた20日(日本時間21日)のエンゼルス戦で、球界NO1野手の呼び声高いマイク・トラウトから、インローの96マイル(約154キロ)の速球で奪った見逃し三振も登場している。

 MLB公式インスタグラムが「誰がMLBの球を打てると思っている?」と投稿すると、ファンのコメントが相次いだ。

「クリス・デービスではない」
「おそらく数千回試したら……」
「フィリーズのロースター全員」
「自分が打てる」
「僕はリトルリーグの球も打てない」
「間違いなく私ではない」
「みんながどう言っているのか知らないが、カーショーの12-6のカーブは未だに最もえげつない」
「クリケットのバットを使ってもいい?」
「きっと打てないと思うけれど、挑戦してみたい!」
「イエリッチは自分が打てると思っている、と思う」

 昨年から今年にかけて62打席連続無安打のメジャー記録を作ったクリス・デービス(オリオールズ)の名前が皮肉交じりで登場。さらに、ここまで両リーグ単独トップの13本塁打を放っているクリスチャン・イエリッチ(ブルワーズ)の名前は“本命”として挙がっている。

 それぞれの投手が個性ある武器で三振を奪っている様子は見ていて惚れ惚れする。なお、22日(同23日)時点で今季最も多くの三振を奪っているのは、ゲリット・コール(アストロズ)とマックス・シャーザー(ナショナルズ)で44個となっている。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2