進退表明の時期、上田知事明らかにせず「今という感じではない」 行田氏の影響「ないと思う」

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 5選出馬が取り沙汰され、今回の進退表明の時期について「統一地方選後」としていた埼玉県の上田清司知事は23日の定例会見で、「少なくとも、天皇の退位や即位が終わってから。今という感じではない。落ち着く時期があると思っている」と、具体的な時期は明らかにしなかった。

 前回(2015年)の知事選で上田知事は、同年6月17日に記者会見を開いて4選出馬を表明。前回の出馬表明よりも早いか、遅くなりそうかとの質問に対しても「まだ分からない」とした。

 自らが制定した知事任期を3期までとする「多選自粛条例」が影響するかについては「全くない」と否定し、「県民の声は大事。いい加減にやめなさいという声があれば、素直に聞く耳は持っている。続行しなさいという話があれば、謙虚に受け止める柔軟さも持っているつもり」と答えた。

 希望の党幹事長の行田邦子参院議員(埼玉選挙区)が、8月に任期満了を迎える知事選に出馬する意向を示したことについて、上田知事は「私も渦中の人なので、コメントは避けた方がいい」と多くを語らず、自身の進退表明に影響するかとの問いには「ないと思う」と答えた。

 一方、最大会派の自民党県議団は議会で上田知事と対決姿勢を鮮明にしてきた。自民県連は、知事選での独自候補の選定に向けて準備を進めている。県連幹部は「3月末までに決めたい」としていたが、擁立に至っていない。

 新藤義孝会長は8日の会見で「適切なタイミングで、きちんと絞り込んだ結果を持って、候補者を発表できるようにしたい」と述べている。