プラズマダイレクトを着けるとなぜエンジンの性能が上がるのか? その理由がスゴかった! 【Vol.3】

パワーアップ・レスポンスアップ・アンチエイジング効果もあるプラズマダイレクト

オカダプロジェクツ

オカダプロジェクツがリリースする点火系のチューニングパーツであるプラズマダイレクト。そもそもどんな仕組みでどんなメリットが生じるパーツなのだろうか?

プラズマダイレクトは点火エネルギーを増大させるシステムを独自の技術でイグニッションコイルと一体化。配線や接点で発生するロスや抵抗が一切無いというのが最大の特徴で、取り付けも純正のイグニッションコイルを取り外してプラズマダイレクトに交換するだけなので、作業自体も至って簡単となっている。

ただし、最近の車両はエンジンカバーが装着されているだけでなく、運動性能を上げるためにエンジン本体が室内側に潜り込んでいるような車種も存在しているため、イグニッションコイルへのアクセスが非常に難しい車種も少なくない。

むりやり作業をしてイグニッションコイルを損傷させてしまっては元も子もないので(実際にそういうケースもあったそうだ)、自信のないユーザーはプロに任せた方が賢明だろう。

プラズマダイレクトは混合気を複数回点火により確実に燃焼させることができる

オカダプロジェクツ
オカダプロジェクツ

エンジンの性能をしっかり引き出してあげるためには確実な燃焼が不可欠だが、プラズマダイレクトは燃焼に必要な点火エネルギーを約2倍までに増加させることができる。

火種となる火炎核を確実に成長させ、燃焼効率を向上させている。さらにノーマルのスパークは1回のみとなっているところ、プラズマダイレクトはマルチスパーク(複数回点火)を発生させている。それも100万分の1秒という単位で瞬間的に発生させるため、着火性能も大幅に向上しているというわけだ。

その結果、燃焼効率が向上するためにパワーアップを実現し、未燃焼ガスも綺麗に燃やし切ることでトルクアップを実現するとともに、燃焼速度の上昇に伴いレスポンスも向上と、その恩恵は計り知れない。

もちろん燃焼効率がアップし、燃焼が安定することでエンジンの振動も減少するという副産物的な効果も見込めるのである。

プラズマダイレクトを取り付た事によるデメリットは一切無し!

オカダプロジェクツ

さらに付随する効果として、ノッキングの減少や完全燃焼によるエンジン内部へのカーボンの蓄積を低減、有害排出ガスの低減といったエンジンや環境にまで優しい効果まで併せ持っているのだ。

そして何よりほかのチューニングと異なる点が、何かを犠牲にしてメリットを享受しているわけではないという点だ。純正のイグニッションコイルではコスト面などで妥協せざるを得なかった部分を補完することで、その車両のエンジン本来の実力を発揮できるようにしてあげているに過ぎない。

そのため、プラズマダイレクトを装着することで生じるデメリットは皆無と言い切れるのである。

入念な実車テストの後に生まれる至高の点火系パーツ プラズマダイレクト

トヨタ 86 GT"Limited" 6AT(2016年8月マイナーチェンジモデル) ボディカラー:ピュアレッド
オカダプロジェクツ

最近のモデルは車両の状態をコンピュータによってモニタリングしているため、チューニングを施すことによってコンピュータが車両異常と誤認して制御が入ってしまう車種も少なくないが、オカダプロジェクツでは適合表に載っている車種すべてにおいて実車テストを実施。装着後しばらく走行してからエラーが出る車種もあるということで、数か月にわたってテストを実施することもあるとのこと。

また、効果を実感できなければ販売する意味がないという岡田代表の信念から、実走テストで効果を実感できなければ作り直すこともあるという。そのため、開発スタートから発売まで3か月から長いものだと2年もの歳月を費やすこともあるそうだが、それだけこだわって制作しているという裏返しとも言えるだろう。

現在ではその信頼性から、チューニングショップや量販店はもちろん、新車ディーラーでの取り扱いも増えているとのこと。

また商品自体にも1年間の保証が付いているので、安心して装着できるというのも人気の秘訣かもしれない。

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