オリオールズが一発攻勢 キャッシュナー今季4勝目

【ホワイトソックス1-9オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズはホワイトソックス先発のイバン・ノバに4本塁打を浴びせる一発攻勢で4回までに9点を先行し、9対1で快勝。打線の援護に恵まれたオリオールズ先発のアンドリュー・キャッシュナーは、7回100球を投げて被安打5、奪三振5、与四球1、失点1の好投で早くも昨季に並ぶ4勝目をマークした。2回表に左翼ドワイト・スミスJr.がアダム・エンゲルの先制2ランになろうかという大飛球を好捕したオリオールズは、直後の2回裏に連打と相手のエラーで1点を先制。その後は3回裏と4回裏にそれぞれ2本塁打が飛び出し、一気にリードを広げた。ホワイトソックスはノバが4本塁打を浴びるなど4回11安打9失点でノックアウトされる大誤算。スミスJr.の本塁打キャッチでオリオールズに傾いた流れを、最後まで引き戻せなかった。

2回裏に1点を先制したオリオールズは、3回裏一死からレナト・ヌニェスがレフトへの6号ソロを放つと、さらに二死一塁からクリス・デービスが左中間への2号2ランを放って4対0。4回裏には一死後の連打で一・二塁のチャンスを作り、エンゲルの先制弾を阻止したスミスJr.がライトスタンドへ5号3ランを叩き込んだ。二死後にはリオ・ルイーズが四球を選んだあと、ジョーイ・リカードがレフトへの2号2ランを放って9点目。ホワイトソックスは6回表に三塁打を放ったヨアン・モンカダがティム・アンダーソンのタイムリーで生還して1点を返したものの、結局、反撃はこの1点どまりだった。

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