ディクソン決勝打 タイガースがダブルヘッダー連勝

【タイガース4-2レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

初めてレッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パークを訪れ、感慨深げに外野グラウンドを歩き回っていたブランドン・ディクソン(タイガース)にとって、この日行われたダブルヘッダー第2戦は忘れられない試合となったに違いない。「5番・一塁」で先発出場したディクソンは、4回表一死満塁のチャンスで走者一掃の先制タイムリー二塁打を放つなど、3安打3打点の大活躍。タイガースはディクソンの一打が決勝打となってレッドソックスを4対2で破り、ダブルヘッダーに連勝した。

タイガースがスペンサー・ターンブル、レッドソックスがヘクター・ベラスケスの先発で始まった一戦は、両先発が走者を出しながらも得点を許さない展開となり、3回終了時点で両軍無得点。しかし、4回表にタイガースが一死満塁のチャンスを迎え、2番手のマーカス・ウォルデンからディクソンが二塁打を放って3点を先制した。その後、レッドソックスは7回裏にザンダー・ボガーツがタイムリー、8回裏にマイケル・チャビスが1号ソロを放ち、1点差に詰め寄ったものの、タイガースは9回表にジョン・ヒックスのタイムリーで1点を追加。最後はクローザーのシェーン・グリーンが1イニングを無失点に抑え、試合を締めくくった。なお、グリーンは早くも11セーブ目となったが、タイガースはこの試合が今季12勝目。チームが勝利した12試合で11セーブというハイペースでセーブを積み重ねている。

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