タクシー配車サービス「DiDi」、大阪に続き東京・京都でサービス開始、19年度中に全国13都市へ

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ソフトバンクと中国の配車プラットフォームサービス大手であるDidi Chuxing(滴滴出行)の折半出資で2018年6月に設立したDiDiモビリティジャパンは4月24日、タクシー配車サービス「DiDi」の提供エリアを19年度中に全国13都市に拡大すると発表した。まずは、4月24日に東京と京都でサービスを開始。18年9月27日にインバウンド需要の高い大阪でスタートしてから約半年、今後は東京と京都のほか、北海道、兵庫、福岡など10都市にも順次拡大する。東京と京都のスタートに合わせて、東京で「迎車料金無料キャンペーン」、京都で「初回利用キャンペーン」を開始した。

タクシー配車サービス「DiDi」が大阪に続き、東京と京都でスタート

ソフトバンクの常務執行役員でもあるDiDiモビリティジャパンの菅野圭吾副社長は、「18年はタクシー配車サービス元年となった。われわれはAIでほぼ確実に配車できるサービスで、従来のように人が手配する配車サービスとは違う」と、新たにエリアを拡大するにあたって自信を示した。

DiDiモビリティジャパンの菅野圭吾副社長

DiDiは、スマートフォン(スマホ)アプリでタクシーの配車から乗車、決済、降車までDiDiだけで完結する。Google Mapと連動して、乗車と降車の場所を指定しながらタクシーの配車を依頼する。到着時間やタクシーの位置はリアルタイムで表示される。また、降りる際はDiDiアプリを使ったスマホ決済などキャッシュレス決済にも対応する。

従来サービスとDiDiの違い

東京で実施の迎車料金無料キャンペーンでは、DiDiアプリに登録したクレジットカード決済によるアプリ内決済を使った場合、迎車料金が無料になる。

京都で実施の初回利用キャンペーンでは、DiDiアプリの初回利用時にクーポンコードを入力すると1000円分のクーポンがもらえる。東京と京都で友達を紹介すると、お互いに1000円オフになるキャンペーンも同時に始める。キャンペーンの終了日はいずれも未定。

大阪でサービスを開始してから、半年で利用者のアプリダウンロード数は10倍になったという。タクシー会社の加盟社数は6カ月で42社に上る。車両到着時間が平均5分以内、到着してから乗車するまでに1分以内で乗車できたユーザーが63%になる。

さらに、24日からDiDiアプリが「Yahoo!乗換案内」アプリとも連携した。Yahoo!乗換案内のルート検索結果の画面に、新しくDiDiを使ったタクシー利用が移動手段として表示される。Yahoo!乗換案内からDiDiを起動して配車できる。

DiDiはタクシー配車サービスの世界大手で、400都市以上で交通網を構築。約5億5000万人がアプリを利用し、1日平均のアプリ使用回数が3000万回となっている。また、3000万人のドライバーがアプリを活用している。