ワカの代役・ポンセデレオン好投 カージナルス接戦制す

【ブリュワーズ3-4カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは故障離脱したマイケル・ワカに代わってAAA級から昇格してきたダニエル・ポンセデレオンが今季初登板初先発。同地区ライバルのブリュワーズを相手に5回2安打7奪三振1失点の好投を見せ、先発の役割を見事に果たした。降板時点でメジャー初勝利の権利を持っていたポンセデレオンだが、2番手のジョン・ガントが同点アーチを被弾したため、念願の初勝利はお預けに。カージナルスは2対2の同点で迎えた8回裏にポール・デヨングの5号ソロなどで2点を勝ち越し、9回表をクローザーのアーロン・ヒックスが1失点に抑えて4対3で接戦を制した。

ブリュワーズ先発のザック・デービーズに対し、カージナルスは2回表に4番マーセル・オズーナ、5番ホゼ・マルティネス、6番ヤディアー・モリーナの3連打で1点を先制。5回表にポンセデレオンがオーランド・アルシアに4号ソロを浴びて同点とされたが、5回裏にポール・ゴールドシュミットのタイムリーで1点を勝ち越した。6回表にガントがトラビス・ショウに3号ソロを被弾し、3対3の同点となったものの、8回裏にデヨングの5号ソロとモリーナのタイムリー二塁打で2点を勝ち越し。2点リードの9回表は、クローザーのヒックスが先頭のショウにこの試合2本目となる4号ソロを浴びたが、エリック・テームズを四球で歩かせたあと、ベン・ギャメルを見逃し三振、アルシアをショートライナーの併殺に仕留め、リードを守り抜いた。1イニングを無失点に抑えた3番手のアンドリュー・ミラーが移籍後初勝利。ヒックスは今季6セーブ目をマークした。

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