経産省、新たなモビリティサービスの社会実装に取り組むパイロット地域募集

経済産業省は、4月23日より5月31日まで新たなモビリティサービスの社会実装実現に向けて、事業計画策定や効果分析等に協力する「パイロット地域」を募集する。

経済産業省・国土交通省では、2019年4月より新しいモビリティサービスの社会実装を通じた移動課題の解決及び地域活性化に挑戦する地域や企業を応援する新プロジェクト「スマートモビリティチャレンジ」を開始した。

先駆的に新しいモビリティサービスの社会実装に取り組む地域とともに、新しいモビリティサービスの地域における事業性・社会受容性向上のポイント、地域経済への影響、制度的課題等を整理し、ビジネス環境整備を進めていく。

また、国土交通省の全国各地のMaaS等新たなモビリティサービスの実証実験を支援する「新モビリティサービス推進事業」と連携し、パイロット地域に重点的な支援も行う。

応募可能な主体は、基礎自治体(複数の基礎自治体による広域連合も可能)、地域の経済団体(商工会、商工会議所等の地域の活動主体が広く参加している団体)、域内の事業者等が連携して構成するコンソーシアム等の組織、特定の地域において特に先進的な取組を行う予定のある民間企業 等で、AIやIoTを活用した新しいモビリティサービスを活用して、地域経済の活性化に資する実証実験を計画している、または、昨年度に実施したこと等を応募要件としている。

パイロット地域が決定するのは6月中の予定。

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