アスレチックス先発全員安打 14安打11得点で大勝

【レンジャーズ5-11アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは4安打3得点の活躍を見せた5番のスティーブン・ピスコッティを筆頭に、出場した野手9人全員がヒットを放ち、うち7人が打点を記録するなど打線がつながり、14安打11得点の猛攻でレンジャーズに大勝した。アスレチックス先発のフランキー・モンタスは6回表二死からイサイアー・カイナーファレファに四球を与えたところで降板となったものの、6回途中3失点で今季4勝目をマーク。レンジャーズは先発のランス・リンが4回途中9安打8失点と大誤算で、打線はアスレチックスと同じ14安打を放ったものの、得点圏で13打数3安打と作ったチャンスを生かすことができなかった。

アスレチックスは2対2の同点で迎えた4回裏に猛攻を開始。ピスコッティとケンドリズ・モラレスの連打などで一死一・三塁のチャンスを作ると、ラモン・ラウレアーノのタイムリーとジョシュ・フェグリーの2点タイムリー二塁打で3点を勝ち越すことに成功し、さらにマーカス・セミエンの2点タイムリー二塁打とクリス・デービスのタイムリーで一挙6得点のビッグイニングとなった。続く5回裏にはラウレアーノのタイムリー二塁打などで2点を追加して2ケタ得点に到達。7点リードで迎えた8回裏には、無死一・二塁のチャンスでチャド・ピンダーがレフトへのタイムリーを放って11点目を叩き出した。モンタス降板後は2番手のユスメイロ・ペティートが1回1/3を無失点に抑える好リリーフ。3番手のライアン・ダルは9回表にダニー・サンタナに2号2ランを浴びたものの、2イニングを投げ抜いて試合を締めくくった。

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