ナリス化粧品、正社員の女性比率が10年間で34%から53%に

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ナリス化粧品は、過去10年間で女性正社員の人数が154人増加、それにともない女性比率も、34%から53%と19ポイント増加したことを4月24日に公表した。

背景として、女性が結婚、出産、育休取得後も働きやすい環境を整備したことにより、女性の在職期間が延びたことが考えられる。同社は、現在のように女性の働き方改革が注目される以前の約15年前から、女性が働きやすい環境づくりを積み重ねてきた。

具体的には、小学校卒業までの育児支援制度などで、育休取得率98%、育休取得後の復職率99%、育休取得後の定着率93%を実現している。なかでも社員からの評価が高いのが、フレキシブルな時短制度。1カ月前までの申請で、勤務時間が月単位、30分刻みで変更可能というものだ。時短制度利用者は、小学生以下の子を持つ女性社員の76%にのぼる。管理職の女性比率も33%と、2009年3月時点の16%から2倍に増加し、管理職女性も13人が時短制度を利用している。

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