3電力の原発停止、最長2年半も

10基のテロ対策遅れ

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記者会見する原子力規制委員会の更田豊志委員長=24日午後、東京都港区

 原発に設置が義務付けられているテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特重施設)について、原子力規制委員会は24日、期限までに完成できない場合、原発の運転を停止させることを決めた。関西、四国、九州3電力は、再稼働済みを含め5原発10基で約1~約2年半、期限より遅れる見通しを示しており、停止した場合、施設が完成するまで運転はできないため、停止期間は最長で約2年半となる。5原発10基以外の他の原発も、施設が期限に間に合わなければ停止となる。

 3電力が期限延期を求めていた。更田豊志委員長は定例記者会見で「(電力の)見通しが甘かった」と厳しく批判した。