【「平成」の山口市を振り返る】 No.24「平成26・27年に本紙が伝えたこと」

 2014(平成26)年11月19日にJリーグ理事会でレノファ山口FCのJ3入りが承認され、山口県にJリーグクラブ、そして唯一のプロスポーツチームが誕生した。翌2015(平成27)年1月1日付では「祝レノファ山口FC J3昇格」として、河村孝社長と上野展裕監督インタビューなど4ページにわたって特集。この年、レノファはさらなる快進撃を続け、わずか1年でJ3優勝・J2昇格を果たした。市内では「レノファ優勝セール、中心商店街で」(11月28日付)「(12月)13日の(昇格記念)パレードには2万人 レノファ山口がシーズン報告会」(12月16日付)など歓喜に湧いた様子を報じた。

 一方2015年には、山口県が舞台のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が放映された。放映開始1年前の2014年1月15日付で、「『花燃ゆ』で制作統括を担当する土屋勝裕氏一行が、昨年10月、視察のために天花の市菜香亭を訪れていた」と報じたほか、放映前日の15年1月3日付では「歴史的空間の足音 大河ドラマ花燃ゆに思う」として、歴史的風土や県民性を交えた考察なども伝え、市民の関心を高めた。また、「『花燃ゆクラシック』壇ふみ・優香が来山」(2015年2月11日付)「特別ラッピングバスツアー『文ちゃん号』10月まで運行」(同5月9日付)など関連イベントも掲載した。

 ほかには、「『狐の足あと』オープン」(同3月20日付)等の動きに加え、「『世界スカウトジャンボリー』開催」(同7月31日付)「新山口駅南北自由通路供用開始」(同10月2日付)「『やまぐちねんりんフェスタ』開催」(同10月16日付)など、コラム「稜線」で取り上げた。

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