「ブラジルで1年研修しませんか?」=2020年度研修生を募集=ブラジル日本交流協会

 ブラジル日本交流協会(神戸保会長)=聖市所在=の日本事務局は、日本在住の青年に対して2020年度の研修生募集を行っている。その一環として、3月に帰国した4人に、この1年間のブラジル体験を書いて送ってもらった。20代青年らの新鮮な体験は、ブラジル在住半世紀を越える移住者にとっても、若き日々を思い出すような内容。本日から掲載する。

 2020年度の研修生募集期間は7月31日まで。募集人数は15人程度。参加要件は、①2020年4月1日時点で成人している②高等学校卒業もしくはそれと同等以上の学力を有する③犯罪歴が無い④日本事務局が開催する募集説明会に参加していること。
 参加費用として約100万円が必要で、半年間の派遣前研修を日本で受けてから渡伯する。応募、詳細問い合わせは同協会HP(http://anbi2009.org/)から行う。
 同協会は、1981年設立の「日本ブラジル青少年交流協会」が前身となっている。日伯両国の文化、経済交流の活発化を期するガイゼル伯国大統領と永野重雄日本商工会議所会頭が発起人となり、斉藤広志聖州大学教授、玉井義臣あしなが育英会会長らが協力。後に内閣官房長官を務める藤村修氏が事務局長として活動を支えた。2007年以降、OBらが組織を再編。ボランティア団体として活動を継続し、現在に至る。同協会を通じて研修を行った人数は、750人以上に上ぼる。

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