【卓球】石川佳純、まさかの4回戦敗退 混合で連覇目指す<世界卓球2019>

写真:石川佳純(奥・全農)/撮影:田村翔(アフロスポーツ)

<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>

24日、世界卓球選手権の女子シングルス4回戦で石川佳純(4月度世界ランキング6位・26歳)=全農=が杜凱栞(同12位・22歳)=中国香港=にゲームカウント3-4で敗れた。

Tリーグでは木下アビエル神奈川のチームメイトとして戦った両選手は、今月横浜で行われたアジアカップでも対戦しており、その際は石川が4-2で勝利していた。

序盤から激しいラリーを展開するも杜凱栞のYGサーブ、思い切りの良い攻撃が決まり、石川はゲームカウント1-3とリードされる。

そこから開き直った石川が杜のフォアサイドへの強打とバックへのロングサーブで2ゲームを取り返し最終ゲームまでもつれこむ。

5-0とリードしてコートチェンジした石川だったが、6-6と追いつかれる。最後は石川のフォアドライブが無情にもネットミスとなりゲームオール9-11で敗れた。

試合後の石川のコメント

石川は試合後「情けない。力を出せたわけではないが悪いなりに何とか粘れたはず。バックハンドのミスが多かったり、レシーブがうまくいかず、焦ってしまった。リードはしてても弱気になる場面が多かった」と反省しきり。

メダルが確定した混合ダブルスに向けては「明日の夜(のミックス準決勝)までは1日時間があるので、ゆっくり休んで気持ちを切り替えたい」と前を向いた。

試合のスコア

<女子シングルス 4回戦>
石川佳純3-4 杜凱琹(中国香港)
6-11/6-11/11-7/9-11/11-4/11-6/9-11

文:ラリーズ編集部

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