ミッドウィークにプレミアリーグ延期分の第33節が開催し、ユナイテッドとシティによる“マンチェスター・ダービー”が実現した。
UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に向け負けられないユナイテッドと、勝てば優勝に大きく近づくシティ。両者の思惑が入り混じる中、ユナイテッドはセンター3枚に両ウィンバッグを配置するシステムを採用し、ケガでケビン・デ・ブルイネが欠場となったシティは代わりにイルカイ・ギュンドアンが先発出場を果たした。
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前半は細かいパス回しでゴールに迫るシティに対し、ユナイテッドが引いて守りカウンターを狙う展開に。最前線にはマーカス・ラッシュフォードだけが残り、ボールを奪うと縦に速いパスでラッシュフォードに預けてゴールに襲い掛かる。それでも、シティのGKエデルソンの好守も光り、スコアレスで試合を折り返す。
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均衡が破られたのは後半に入って間もない頃だった。54分にギュンドアンのパスを受けたベルナルド・シウバがドリブルでペナルティエリア内まで進入。素早く左足を振り抜くと、ボールはゴール右に突き刺さり、アウェイのシティが先制に成功する。
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勢いに乗ったシティは66分、自陣からラヒーム・スターリングがドリブルを開始し、フリーとなったレロイ・ザネにパスを供給。GKの動きを見る余裕があったザネは、ペナルティエリア左から思い切りよくシュートを放ち、シティが貴重な追加点をゲットする。最後までユナイテッドにゴールを許さなかったシティが2-0で勝利を収め、リバプールと勝ち点差「1」で首位に浮上した。
