クニマス、山梨から古里・秋田に

田沢湖施設で15匹展示

©一般社団法人共同通信社

山梨県から貸与され、田沢湖クニマス未来館の水槽で泳ぐクニマス=25日午前、秋田県仙北市

 秋田県仙北市の田沢湖クニマス未来館に25日、山梨県から展示用に貸与された田沢湖の固有種・クニマス15匹が到着した。貸し出されたのは合計30匹で、残りの15匹は秋田県水産振興センター(北秋田市)で飼育される。

 袋に3匹ずつ入れられて運び込まれたクニマスは、展示用の大きな水槽に放され、元気よく泳いでいた。

 搬入に立ち会った仙北市の倉橋典夫副市長は「山梨、秋田の皆さまに心から感謝する。大切に飼育し、将来クニマスが田沢湖で泳ぐ日を期待したい」と話した。

 田沢湖の固有種だったクニマスは酸性化で1940年代に絶滅したが、2010年に山梨県の西湖で発見された。