アスレチックスがサヨナラ勝ち 3連戦スイープ

【レンジャーズ5-6xアスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは5対5の同点で迎えた9回裏にレンジャーズ4番手のクリス・マーティンから二死二塁のチャンスを作り、チャド・ピンダーが低めの難しいボールをライト前に落とす技ありのタイムリーを放ってサヨナラ勝ち。本拠地オークランド・コロシアムでのレンジャーズ3連戦をスイープした。先発のアーロン・ブルックスが5回3失点で降板したあと、6回表に2番手のユスメイロ・ペティート、7回表に3番手のホアキム・ソリアが各1点を失い、リードを守れなかったものの、昨季97勝を挙げたチームの底力を発揮。レンジャーズに主導権を渡すことはせず、サヨナラで接戦をモノにした。9回表を無失点に抑えた5番手のブレイク・トライネンが今季初勝利。マーティンは今季2敗目を喫した。

レンジャーズが新人右腕のカイル・ダウディ、アスレチックスがブルックスの先発で始まった一戦は、2回表にレンジャーズがジェフ・マシスの内野ゴロの間に先制するも、直後の2回裏にアスレチックスはマーカス・セミエンの4号3ランで逆転に成功。レンジャーズは3回表にノマー・マザーラが3号ソロ、4回表にローガン・フォーサイスが2号ソロを放ち、3対3の同点に追い付いたが、アスレチックスは5回裏にマット・チャップマンの8号ソロとジュリクソン・プロファーのタイムリーで2点を勝ち越した。その後、レンジャーズは6回表にマザーラがこの試合2本目となる4号ソロを放ち、7回表にはソリアの暴投により5対5の同点に。それでもアスレチックスは9回裏にピンダーがサヨナラタイムリーを放ち、3連戦のスイープを完成させた。

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