ヤンキース退団のゴンザレス ブリュワーズと1年契約

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日本時間4月25日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ブリュワーズは先日ヤンキースとのマイナー契約を破棄してフリーエージェントとなった先発左腕、ジオ・ゴンザレスと1年間のメジャー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。今季の残り試合で支払われる年俸は200万ドルで、それに加えて最大200万ドルの出来高が設定されているという。身体検査を経て、球団から正式に契約成立が発表される見込みだ。

現在33歳のゴンザレスは、昨季終盤にナショナルズからブリュワーズへ移籍し、移籍後は5試合に先発して3勝0敗、防御率2.13の好成績をマーク。ポストシーズンでも2試合に先発した。昨季終了後にフリーエージェントとなり、今年3月にヤンキースとマイナー契約を結んだものの、メジャー昇格の見込みがないため、オプトアウト(契約破棄)の権利を行使して退団。ヤンキースではAAA級で3試合に先発して2勝1敗、防御率6.00という成績を残していた(最初の登板で4回8失点、残りの2登板は合計11イニングで2失点)。

ブリュワーズはチーム防御率がリーグワースト、特に先発投手陣は6点近い防御率となっており、投手の補強が急務となっていた。昨季終了後、フリーエージェントとなったゴンザレスを引き留めず、若手投手を積極的に起用する方針を打ち出したブリュワーズだったが、ブランドン・ウッドラフ、コービン・バーンズ、フレディ・ペラルタといった若手投手たちがいずれも期待はずれ。エース格のヨーリス・チャシーンも安定感を欠いており、ゴンザレスが獲得可能となるやいなや、即座に獲得に動いた形だ。

契約成立までのプロセスが順調に進めば、ゴンザレスは今週末に敵地ニューヨークで行われるメッツ3連戦でチームに合流することが予想されている。ただし、日本時間4月15日以降、実戦では登板していないため、メジャーでの今季初登板までには少し準備期間が必要となるかもしれない。昨季まで9年連続2ケタ勝利、通算127勝の実績を誇る左腕は、ブリュワーズの救世主となるだろうか。