イースタン・カンファレンスのプレイオフ・セミファイナルに進出する4チームが決定!!

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イースタン・カンファレンスのプレイオフ・セミファイナルに進出する4チームが決定した

イースタン・カンファレンスのレギュラーシーズン上位8チームによるプレイオフ・ファーストラウンドが終了した。

イースト1位のミルウォーキー・バックスと8位のデトロイト・ピストンズの対戦は、今シーズンのNBA全体1位の勝率を誇ったバックスが4勝0敗のスウィープでピストンズを一蹴した。バックスはシーズンMVPの候補にも名前が挙がっているヤニス・アデトクンボを中心に盤石の状態でプレイオフを迎えたが、レギュラーシーズン最終戦に勝ってギリギリでプレイオフに滑り込んだピストンズは、エースのブレイク・グリフィンが怪我のため2試合欠場したこともあって苦しい戦いを強いられた。

イースト2位のトロント・ラプターズと7位のオーランド・マジックの対戦は、第1戦でアウェイのマジックがDJ・オーガスティンの決勝シュートにより先勝したことで“アップセット(下位チームが上位チームを倒して次のラウンドに進むこと)”の気配も漂ったが、第2戦以降はエースのカワイ・レナードとMIP(最も成長した選手に贈られる賞)最有力候補のパスカル・シアカムを中心としたラプターズが底力を発揮し、4勝1敗でマジックを退けた。

イースト3位のフィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)と6位のブルックリン・ネッツの対戦は、トラッシュトークあり乱闘ありの荒れた内容となったが、最終的にはタレント豊富なシクサーズが若いネッツを4勝1敗で下している。シクサーズのジョエル・エンビードによる激しいファールをきっかけに、ベン・シモンズ、ジミー・バトラー、ジャレッド・ダドリーらを巻き込んだ両チームの遺恨は、最終的には選手だけでなくネッツのゼネラルマネージャーやマイノリティー・オーナーまでもがNBAから罰金処分を言い渡される事態にまで発展した。将来有望な若いチーム同士だけに、今回の対戦で生まれた因縁は来シーズン以降のNBAをさらに盛り上げそうだ。

イースト4位のボストン・セルティックスと5位のインディアナ・ペイサーズの対戦は、一昔前のNBAを思い出させるようなロースコアリング・ゲームの連続を制したセルティックスがペイサーズをスウィープして今プレイオフのカンファレンス・セミファイナル進出一番乗りを果たした。ペイサーズは、エースのビクター・オラディポが右膝の大腿四頭筋断裂で戦線離脱して以降もチーム全員で力を合わせてレギュラーシーズンを乗り切ってきたが、ここで姿を消すこととなった。

以上の結果により、イーストのカンファレンス・セミファイナルはバックス対セルティックスと、ラプターズ対シクサーズの組み合わせになった。

バックス対セルティックスの注目ポイントは、アデトクンボとカイリー・アービングによる『エース対決』だ。セルティックスは、驚異的な身体能力とサイズを持つアデトクンボの突進を何とかして止めなくてはならない。バックスはニコラ・ミロティッチやブルック・ロペスをはじめとする優秀なシューターが数多くいるため、アデトクンボの突進によってディフェンスが収縮したところでアウトサイドにパスを出されると非常に厄介なことになるからだ。一方のバックスには、NBA随一のボールハンドリング能力と勝負強さを併せ持つアービングを放っておくと試合終盤に痛い目に合うだろう。

ラプターズ対シクサーズの注目ポイントは、『シモンズに対するマッチアップ』だ。身長208cmという超大型ポイントガードのシモンズに対し、ラプターズのバックコート陣では明らかにサイズが不足しているため、運動能力の高いシアカムやディフェンス巧者のレナードをマッチアップさせるなど、試合内容やシチュエーション毎に様々なアジャスト(対応)が必要になるはずだ。

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