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大阪府東大阪市 東大阪市政だより平成31年(2019年)4月15日号

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市立東大阪医療センターのスタッフがリレー形式で医療に関する情報などをお届けします。

◆第41回消化器がん
◇市立東大阪医療センター
消化器外科 池永 雅一 部長

わが国では2人に1人が「がん」にかかる時代となり、私は消化器がんを中心に治療をしています。
がん治療は、臓器ごとに治療ガイドラインが策定されており、治療の標準化が図られる一方、患者の年齢や体力、ライフスタイルなどにあわせた治療方法にはバリエーションがあるのも事実です。
当科では、さまざまな状況を判断し、患者やその家族の方と相談のうえ方針を決定しています。その際に、外科医のみが診療を進めるのではなく、初診時からがん看護認定看護師や医療ソーシャルワーカーの介入、緩和ケア内科の診療も積極的に行い、消化器がん治療を病院総力で取り組んでいます。

当科における最近のトピックスは、ロボット支援下手術を開始したことです。
まずは保険収載された直腸がん手術から開始しておりますが、今後徐々に適応疾患を広げていく予定です。
池永雅一部長は、大阪大学大学院医学系研究科病態制御外科助手を勤めた後、独立行政法人大阪医療センター、独立行政法人大阪労災病院を経て、平成27年4月より当院に入職。現在、消化器外科部長。
外科専門医および日本消化器外科学会指導医で、このたび、ダビンチサージカルシステム認定資格を取得し、これまでの腹腔鏡下手術に加え、ロボット支援下手術を開始。