福井県の人口が77万人を下回る

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福井県の市町別人口と世帯数(2019年4月1日現在)

 福井県は4月25日、4月1日現在の県内推計人口が76万9548人となったと発表した。77万人を下回るのは1974(昭和49)年10月以来、約45年ぶり。全17市町で減少し、前月に比べ県全体で2370人減った。県内推計人口は2000年の約83万人をピークに減り続け、18年4月から1年間では4859人減少した。

 県の推計人口は15年の国勢調査を基に、市町の住民基本台帳の登録増減数を加えて、毎月算出している。

 男女別では、男性が37万3751人で前月比1275人減、女性は39万5797人で同1095人減。出生数と死亡数を差し引きした「自然動態」は382人減、転入数と転出数を差し引きした「社会動態」は1988人減だった。

 市町別で見ると、減少数が最も多いのは福井市で733人。次いで敦賀市341人、越前市267人となっている。池田町の4人減を除き、16市町で20人以上減った。

 県政策統計・情報課によると、福井県の推計人口は2000年8月の83万2511人をピークに減少。12年8月に80万人を割り込み、14年7月に79万人、17年4月には78万人を下回った。

 世帯数は28万6993世帯で、前月より59世帯減った。一方で、あわら、坂井、鯖江、小浜の4市は増加し、池田町は変動がなかった。

 人口減対策をとりまとめる県地域交流推進課は「東京圏への一極集中が加速し、県外への転出超過が続いていることが影響している」と分析。「若者に魅力のある仕事を増やし、子育て環境の良さなど福井の暮らしやすさを強みにして、あらゆる対策を講じていく」としている。