ゴールデンウイーク商戦は白熱

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ゴールデンウィークの10連休に向けて設置された縦3メートル、幅4メートルの看板。子どもの手形で「令和」の文字を彩っている=福井県福井市のエルパ

 10連休となる今年のゴールデンウイーク(GW)に合わせ、福井県内のショッピングセンター(SC)や百貨店が、集客を狙ったイベントやセールを企画している。例年GWの期間は「遠出する人が多いため売り上げが見込めない」(SC関係者)というが、今年は休日数が多く、元号が変わることを商機と捉えて普段以上の力を注いでいる。4月27日からの10日間、各店による熱い商戦が繰り広げられそうだ。

 例年、GW中の商業施設は、好天だと来客が減り、雨が降ると増える傾向にある。エルパ(福井市)を運営する協同組合福井ショッピングモールの担当者は「これまで各店ともあまりコストを掛けてこなかった」と話す。しかし今回は「これだけ休みが長ければ、売り上げ増が見込めるのではないか」と期待する。

 エルパの企画の目玉は、5月1日の午前9時半から駐車場で行うまんじゅうまき。昨年秋にオープン18周年を記念して実施したときは約1400人が集まり、想定以上の反響だった。今回は2千人を見込み、まんじゅうや菓子を約1万個用意。専門店の割引券など特典付きもある。また、10連休中は買い物時のポイントを5倍にするほか、2、3日には6千円分の買い物券を5千円で販売する。担当者は「これまでにない規模の取り組み」と自信をのぞかせる。

 西武福井店(同)は、4月27日~30日に「平成」、5月1日~6日には「令和」の焼き印が入ったどら焼きを各日先着100人に配る。1日は開店前にまんじゅうまきをする。イベントでは、4月30日~5月8日に故美空ひばりさんの生涯をたどる写真やグッズなどをそろえた企画展を開く。

 改元にちなんだセールも。4月27日~30日は各売り場で、「平成31年」にちなみ310円や3100円の商品を、5月1日~6日は100円や千円の商品を販売。1日は新元号福袋を約200個用意する。担当者は「10連休の間、ずっと旅行に行く人ばかりではないだろう。楽しく買い物ができる企画をそろえた」と意欲をみせた。

 ベル(同)は、期間中にカワウソやウサギ、白ヘビなどの動物とふれ合える企画や子どもが体験して楽しめるアトラクション、ビンゴ大会など多彩なイベントを仕掛ける。4月27日、5月3日はエルパと同様に6千円分の買い物券を5千円で販売する。

 パリオシティ(同)は専門店で3千円(税込み)の買い物をするごとに参加できる抽選会のほか、和太鼓演奏など親子で楽しめるイベントがある。ヤスサキは5月1日にグルメ館各店で食品を詰め合わせた福袋を販売する。