【卓球】伊藤/早田組、2大会連続メダル確定 準決勝は佐藤/橋本と<世界卓球2019>

写真:伊藤美誠(手前・スターツ)と早田ひな(日本生命)/撮影:田村翔(アフロスポーツ)

<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>

25日、世界選手権の女子ダブルス準々決勝が行われ、早田ひな(日本生命)/伊藤美誠(スターツ)ペアがチャ・ヒョシム/キム・ナムへ(北朝鮮)ペアをゲームカウント4-1で下し、準決勝進出を決めた。

全日本選手権王者でもあり、前回大会メダリストの早田/伊藤ペアは、多彩なサーブとレシーブから畳み掛けるような連続攻撃で、2ゲームを立て続けに奪う。

第3ゲームはミスが重なり4-7と劣勢になったが、伊藤の意表を突くロングサーブで6-7と迫ると、北朝鮮ペアがタイムアウトタイムアウト後も日本ペアがポイントを重ね、勝利に王手をかけた。

第4ゲームも9-7とリードを広げ、日本ペースかと思われたが、逆にロングサーブの奇襲を受け、逆転で1ゲームを奪い返される。続くゲームも勢いに乗った北朝鮮ペアに8-9とされたが、伊藤のバックハンド強打を皮切りに3連続得点。最後は伊藤が逆チキータでレシーブエースを奪い、勝利を決めた。

早田/伊藤ペアは2大会連続のメダル獲得。前回の2017年ドイツ大会は準決勝で敗れて銅メダルであったが、今大会は銀以上をかけて同じ日本の佐藤瞳/橋本帆乃香ペアと対戦する。

試合のスコア

<女子ダブルス 準々決勝>
早田ひな/伊藤美誠 4-1 チャ・ヒョシム/キム・ナムへ(北朝鮮)
11-6/11-8/11-9/9-11/11-9

文:ラリーズ編集部

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