子グマ増え、遭遇確率も増加か 県が連休中の入山に注意呼び掛け

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 新潟県は27日からの10連休中、山菜採りや登山で山に入る人が増えると見込まれることから、ツキノワグマへの注意を呼び掛けている。昨秋はブナの実が豊作だったため、子グマの増加が予想されており遭遇する確率は上がる見込みだという。

 県によると、クマの目撃情報は近年、春にも多い。昨年の目撃・痕跡報告件数は4月35件、5月129件で、山菜採り中に襲われ負傷した人もいた。

 これまでもブナの実が豊作だった翌年は目撃・痕跡報告件数が増える傾向にあり、注意が必要という。

 県はクマとの遭遇を防ぐため、ホームページに最新の出没情報を掲載。入山時は単独行動を避けてラジオや鈴など音の鳴る物を持つことや、クマの活動が活発な早朝や夕方の入山を避けることを勧めている。

 県環境企画課は「10連休に山に入る人は多いと思うが、子グマでも安心できない。近くに親グマが必ずいるため注意してほしい」としている。