ハム大田、2戦8安打7打点の大爆発も… 栗山監督「本人にも言いましたが、これが普通」

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日本ハム・大田泰示【写真:石川加奈子】

大田も冷静「まだ先は長いので満足せず、1日1日を大事に」

■日本ハム 6-5 楽天(25日・札幌ドーム)

 日本ハムの大田泰示外野手が25日、本拠地楽天戦で2本の同点アーチを放った。5打数5安打だった前日に続き、この日も3安打2打点で2連勝に貢献した。

 また劣勢のチームを救った。0-1で迎えた6回、楽天の先発・古川の直球を左中間へ同点ソロ。「前の打席の反応を踏まえて立てた」と低めカーブを打って一飛に倒れた3回の打席を生かした。

 さらに4-5と再び1点を追う展開になった8回には、ハーマンの内角高め直球を左翼席へ運び、再び試合を振り出しに戻した。「真っすぐ1本狙い。思い切り打てたし、いいところで出た」とボール気味の球を豪快に振り抜いた。

 打線が古川に5回までわずか1安打と苦しむ中、その1安打を放ったのも初回打席に立った大田だった。バットでチームを鼓舞し続けた大田は延長12回サヨナラ勝ちに「チームが線になって、勝ちにつながったのは大きい」とうなずいた。

 前日はプロ11年目で初めて1試合5安打を放った。「昨日は昨日で終わって、今日はまたしっかり準備しました」と気持ちをリセットして臨み、2打席連続の同点ソロを含む5打数3安打2打点につなげた。この2日間で11打数8安打7打点と完全にゾーンに入ったかのように見えるが、栗山英樹監督は「今日の試合前、本人にも言いましたが、これが普通」と評した。

 大田自身も冷静だ。「まだ先は長いので満足せず、1日1日を大事に、こだわってやっていきたい」。その落ち着いた口調が頼もしさを倍増させた。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)