根菜類の害虫見つかる ジャガイモクロバネキノコバエ 北勢のネギ畑、三重県内で初

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【ジャガイモクロバネキノコバエの幼虫(県病害虫防除所提供)】

 三重県の病害虫防除所は25日、北勢地域のネギ畑で害虫「ジャガイモクロバネキノコバエ」が県内で初めて確認されたと発表した。ネギだけでなく根菜類に寄生するため注意を呼び掛けている。

 同防除所によると、昨年12月27日に北勢地域の畑で、ネギの葉や茎から幼虫が見つかった。中央農業研究センターが1月に特定した。これまでに北海道や長野県など5道県で確認されているという。

 ジャガイモクロバネキノコバエの成虫は体長1.5―2.2ミリ。幼虫は白色を帯びた透明で、頭部が黒い。幼虫の体長は最大4ミリほどで肉眼で確認できる。幼虫が食害した株には黄化が見られ、外葉がしおれる。

 同防除所の担当者は、これからネギなどの作付けが始まるため、登録農薬で防除するよう注意喚起。「畑での農作物の廃棄や連作を避けることである程度発生を防ぐことができる」としている。