キリシタン遺産 分かりやすく 長崎県がアニメ映像制作

現地にQRコード付き案内板

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完成したアニメーション映像の一部を披露する職員=県庁

 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産を訪れた人に、より分かりやすく遺産の価値を発信しようと、県は資産について紹介するアニメーション映像を制作したほか、案内板を現地に設置した。
 アニメーション映像は全資産を網羅的に紹介する動画1種類と、各資産の歴史や価値を説明する動画11種類(各4分程度)。それぞれ日本語版と英語版を約半年かけて制作した。日本語のナレーションは県内の高校生が務めた。映像は大浦天主堂キリシタン博物館(長崎市)や黒島ウェルカムセンター(佐世保市)といった情報発信拠点施設で放映する。また、動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じた発信も検討している。
 構成資産には世界遺産登録を示す銘板や、案内板を設置。案内板のQRコードをスマートフォンで読み取ると、日本語のほか、英語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語に対応したウェブサイトにリンクする。これまでに銘板は8資産、案内板は10資産に設置。残りの資産でも随時設置していく。
 県世界遺産課は「予定していた価値発信媒体はこれで一通り出そろった。本年度は活用に力を入れたい」としている。