【熊本県感染症情報】海外への渡航者、デング熱に注意

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 熊本県健康危機管理課は大型連休を前に、主に海外旅行時に蚊を介して感染するデング熱への注意を呼び掛けている。

 デング熱は、デングウイルスを原因とし、主にウイルスを持つ蚊に吸血されると感染する。発生地域はアジアや中南米、アフリカなどの熱帯・亜熱帯地域。潜伏期間は2~14日で、突然の発熱や激しい頭痛、筋肉痛などが起こる。予防法は蚊に刺されないよう(1)長袖や長ズボンを着用(2)サンダルは避ける(3)屋内でも虫よけスプレーを使用する-。同課は「旅行前に、厚労省のホームページなどで渡航先の感染症情報を確認してほしい」としている。

 15~21日の県感染症情報によると、県内50定点の医療機関から報告された感染性胃腸炎の患者数は前週より59人多い468人。保健所管轄別では山鹿で警報レベル。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(50定点)も39人増の125人だった。インフルエンザ(80定点)は前週より12人少ない91人だった。

 感染者全員の報告義務がある疾患では、アメーバ赤痢と風疹が各1人、百日ぜきが6人だった。(豊田宏美)

(2019年4月26日付 熊本日日新聞朝刊掲載)