5月12日の「母の日」を前に、県内のカーネーション産地の一つ、佐世保市で出荷が最盛期を迎え、生産者は作業に追われている。5月中旬まで続く。
下宇戸町の黒髪カーネーション(浦清一社長)は、約20品種を2ヘクタールのビニールハウスで栽培。花持ちがいいのが特長で、大阪などの市場に加え、市内と北松佐々町の直売所に年間90万~100万本を出荷している。
選荷場では、従業員が品質ごとに選別し、花束状にする作業が続いている。浦社長(71)は「標高が350メートルと高いため低地より気温が低い。ゆっくり大きくなってボリュームのある花が育った」と話した。
市によると、2017年産の栽培面積は3.3ヘクタール、出荷本数は162万本、産出額は7218万円だった。
カーネーション 出荷ピーク 来月12日「母の日」前に 佐世保市内
- Published
- 2019/04/26 16:00 (JST)
- Updated
- 2019/04/27 00:12 (JST)
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