NY最大規模のフードホール、ブルックリン「デカルブマーケットホール」現地ルポ

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レストラン激戦区のニューヨークで近年人気を集めているのは、フードホールと呼ばれる一つの場所にさまざまなレストランが集まったスタイルの食事処。土地開発が盛んなブルックリンには2017年にオープンしたNYでも最大規模のフードホール「デカルブマーケットホール (Dekalb Market Hall)」があります。

アメリカで近年話題のフードホールとは?

いくつかのお店と共有イートインスペースからなるフードコートはアメリカにも数多く存在しますが、フードホールはフードコートと何が違うのでしょうか?

一般的にショッピングモールなどに入っているフードコートのお店は全国チェーン店である場合が多く、そのラインナップもピザやハンバーガー、チャイニーズなどいわゆるお決まりのものがほとんどです。一方フードホールは地元のお店の支店だったり、そこに初めて出店するお店だったりとオリジナリティが溢れているのが特徴。訪れる人が初めて見る、食べるような新体験を提供してくれるのがフードホールの魅力です。

ブルックリンで人気のデカルブマーケットホール

(C) Yoko Nixon

ブルックリンに2017年にオープンしたデカルブマーケットホール(Dekalb Market Hall)は、40を超える店舗が出店しその内容もメインディッシュから軽食、デザートに至るまで幅広い選択肢があります。配管がむき出しの天井にお店のネオンが光り、見た目からもちょっとした異空間が楽しめます。どのお店も$10前後で楽しめるので、レストランに入って食べる食事より手頃な値段で味わうことができ、気になるお店をはしごすることもできるのが魅力。

Dekalb Market Hall

多国籍料理を存分に楽しもう

(C) Yoko Nixon

デカルブマーケットホール内の店舗のほとんどは小さなキッチンとカウンター数席でできており、お店とお客さんとの距離が近いのが特徴。カウンターのないお店はフードホール内の共用スペースで食べることもできます。

「様々な人種と文化を持つブルックリンらしさ」をコンセプトに、出店店舗はニューヨークで有名なパストラミサンドイッチが食べられる「Katz’s Delicatessen」の2号店や、アメリカンBBQ、ハンバーガーのなどのアメリカ料理が食べられるお店、ピローギが美味しい「Pierogi Boys」をはじめとする中東料理のお店、ベネズエラのアレパサンドイッチが味わえる「Arepa Lady」などの南米料理のお店、手打ち中華麺が食べられる「Hana Noodle」や手巻き寿司バー「Daigo Hand Roll Bar」など、国境を超えた様々なジャンルのお店がそろっています。

(C) Yoko Nixon

こちらはあっさりしたスープに合う麺と、しっかり味のついたお肉のバランスがクセになる「100% Mr.Lin」の中華麺。

(C) Yoko Nixon

デザートも米粉でできたクレープが美味しい「Eight Turn Crape」や、カスタマイズしてかわいいスティック状のケーキが楽しめる「Hop Cake Shop」、チュロスやドーナツ専門店など沢山の選択肢があります。

まだまだあるNYでチェックしたいフードホール

NYには他にもいくつかのユニークなフードホールがあります。

The Great Northern Food Hall

こちらは北欧料理専門のお店が並ぶグランドセントラル駅内のフードホール。

The Great Northern Food Hall

Chelsea Market

こちらはフードとショッピングを同時に楽しめる観光客にも有名なフードホール。ファッションや本、キッチン雑貨などさまざまなお店が集まっています。

Chelsea Market

Canal Street Market

こちらはアクセサリーショップやアパレルショップに加え、アジアンテイストの強いレストランが多いフードホール。かき氷や日本のお弁当など、個性的なお店が多いです。

Canal Street Market

フードホールでは同じ空間で様々な料理を手頃な値段で味わえるのが何よりも魅力です。どのレストランに行こうか迷ったら、フードホールで選ぶ楽しさも味わってみるというのはいかがでしょうか。

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