東京・青山の都営住宅で移動販売

スーパー閉店で「買い物弱者」に

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東京・北青山の都営住宅内で実施された移動販売=26日午後

 東京都心の港区北青山にある都営住宅の住民が、近くのスーパーの閉店により「買い物弱者」になったなどとして、都と区は26日、都営住宅内で野菜と果物の移動販売を始めた。

 都営の「青山北町アパート」は1957~68年に建設された4~5階建ての団地で、付近の公示地価は1平方メートル当たり1千万円という一等地にある。都は再開発を進めており、25棟中14棟は取り壊された。現在は11棟に100世帯強が住んでおり、高齢者が多い。

 都や区によると、徒歩数分の場所にあったスーパーが2月末に閉店したのをきっかけに、住民から移動販売を求める声が上がり、都有地で実施することにした。