江ノ電が小田急の完全子会社に 連携強化し観光拠点開発へ

 小田急電鉄(東京都)は26日、江ノ島電鉄(藤沢市)を完全子会社化すると発表した。両社の連携を強化し不動産開発や街づくり、技術革新などの知見を活用していく狙い。

 小田急は江ノ電の株式を55.89%保有する最大株主で、これまで連結子会社として連携してきた。江ノ電が6月27日に開催する株主総会で承認を受け10月に発効する予定。江ノ電が得意とする江の島・鎌倉エリアで宿泊施設を含めた観光拠点開発にも取り組んでいく、としている。

© 株式会社神奈川新聞社