長崎県内最大の書道公募展「長崎新聞創刊130周年記念 第44回県書道展」（長崎新聞社主催）の審査会が25、26の両日、長崎市出島町の県美術館で開かれ、最高賞の長崎新聞社大賞6点をはじめ、入賞入選作計249点が決まった。
大賞には▽漢字部門から林田華光さん（49）＝雲仙市小浜町＝の「雑詩」、古賀芳川さん（62）＝佐世保市小島町＝の「杜甫詩（とほし）」▽かな部門から川谷正華さん（65）＝長崎市小江原2丁目＝の「春」、平渓仙さん（70）＝長崎市三和町＝の「秋」▽近代詩文部門から石崎悠草さん（76）＝長崎市かき道2丁目＝の「田舎の夕暮」▽少字数部門から寺田まゆ子さん（70）＝雲仙市小浜町＝の「継」－が、それぞれ選ばれた。
26日は中央審査員の石飛博光さん（日展会員）が、公募審査会員の応募作品128点の中から大賞6点を選出。石飛さんは「いろんな傾向の作品があり、書の美しさを追求する姿勢が伝わってきた」と語った。
同展は30日に県美術館で開幕する。大賞作品や話題作、入賞入選者名簿などを同日付の長崎新聞に掲載する。
