コマツ、アジアで「ダントツ」1位目指す

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 コマツは26日、2020年3月期から3年間の中期経営計画を発表した。アジアで「ダントツナンバーワン」を目指すほか、ICT(情報通信技術)を活用して土木工事の作業効率を高める「スマートコンストラクション(スマコン)」の海外展開を進める。小松市の粟津工場などの生産拠点では「環境負荷ゼロ工場」を目標とし、生産による二酸化炭素(CO2)排出量を2030年に10年比で半減させる方針を掲げた。

 同日、都内の本社で開いた投資家向けの決算説明会に出席した小川啓之社長は中期経営計画について「世界の現場を、『ダントツ』でつなぐ」をテーマにしたと説明。「安全で生産性が高くクリーンな現場をつくる」と強調した。

 中期経営計画の実現に向けた投資額は1600億円を見込む。農林業向けでは、スマコンのノウハウを生かして林業を効率化する「スマート林業」を提案し、農業用建機の商品開発を加速させる。顧客の課題を解決する「ソリューションビジネス戦略の進化」なども掲げた。

 売上高成長率は「業界水準を超える」とし、営業利益率は業界トップクラスを目指す方針を打ち出した。このほか、電力について再生可能エネルギーの使用率を30年に50%にする目標を設定した。