大浦天主堂に「世界遺産」銘板 長崎市民、観光客に価値PR

世界文化遺産登録を記念する銘板を除幕した関係者ら=大浦天主堂

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を記念し、NPO法人世界遺産長崎チャーチトラストなどは26日、構成資産の一つ、大浦天主堂(長崎市南山手町)に設置された記念銘板の除幕式を開いた。
 銘板は県と同市が共同で製作。サイズは縦約1.6メートル、横約0.6メートル。全部で12の構成資産のうち、大浦天主堂を含めて8カ所に銘板が設置されており、残りの資産についても順次設置していく計画だ。世界遺産の価値を市民、観光客らに十分に理解してもらうことが目的で、共通のデザインを使用している。
 この日は、大浦天主堂の諸岡清美神父、県文化観光国際部の中崎謙司部長、市企画財政部の片岡研之(けんし)部長の3人が銘板を除幕した。

© 株式会社長崎新聞社