志方写真工芸社が自己破産

苫小牧

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 東京商工リサーチ苫小牧支店は25日、苫小牧市表町の「志方写真工芸社」が札幌地裁苫小牧支部に自己破産を申請し、事業を停止したと発表した。負債総額は約8260万円。

 同支店によると、1871年(明治4年)創業、市内で最も古い企業。同社は地域での高い知名度を生かして個人のほか、ホテル、学校、幼稚園などを営業基盤に事業を拡大させ、ピーク時の1983年(昭和58年)3月期の売上高は5億3千万円あった。

 その後、大手量販店の進出やデジタルカメラの普及、結婚式や少子化による学級数の減少も重なり、2014年(平成26年)3月期には9千万円と1億円を割り込んだ。自社ビルの売却など財務体質の改善に努めたが減収が続き、18年3月期の売上高は4900万円まで落ちた。
(佐藤重伸)