史上初10連休スタート 新幹線や高速道で混雑始まる

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旅行などに出掛ける人たちであふれたホーム=27日午前、神戸市中央区加納町1、新神戸駅(撮影・秋山亮太)

 天皇の代替わりに伴う史上初の10連休が始まった27日、兵庫県内の各地でも交通機関の混雑が本格化した。JR新神戸駅(神戸市中央区)は早朝から人があふれ、山陽新幹線のぞみの自由席乗車率は100~160%に上った。高速道路の一部区間では10キロを超える渋滞もあった。

 新神戸駅のホームは、大きな手荷物を手にした家族連れや外国人観光客で混み合った。

 実家の広島県尾道市へ帰る神戸市北区の女性(36)は、帰省では初めて指定席を予約した。「いつもは自由席だけれど、10連休となると混雑が読めなくて…。確実に(座席を)取りたかったので」と話した。長男(3)は「海で魚釣りをするのが楽しみ」と笑顔を見せた。

 一方、改札口の前で小学2年の孫の到着を待ちわびていた神戸市灘区の男性(75)と妻(76)は「今から一緒に神戸布引ロープウェイに乗る予定。晩はウナギのちらしずしを用意して待ってるんです」と声を弾ませた。

 在来線では、特急スーパーはくとの姫路駅での自由席乗車率が100%に達した。

 高速道路は同日午前11時半現在、山陽自動車道西行きで龍野西インターチェンジ(IC)付近を先頭に11キロ、中国自動車道西行きで宝塚IC付近を先頭に3キロの渋滞が発生した。ピークは下りが3日、上りが4、5日。混雑は分散傾向になる予測だが、神戸淡路鳴門自動車道上りでは5日、津名一宮IC-垂水ジャンクションで約30キロの渋滞が発生する見込みという。

 空の便は、国内線の下りと国際線の出国がピーク。19日までの航空各社のまとめでは、国内、国際線とも8割超の席が予約で埋まっている。(竹本拓也)