主人公が作者の画力に振り回される前代未聞のWeb漫画がコミックス化

無料WEBマンガサイト「ジーンピクシブ」(毎週金曜日更新)にて連載中の『作者の画力が足りない。』のコミックスが本日4月27日(土)に発売日を迎えました。

作者の画力が足りない。(著者:次見やをら)は、画力の足りない作者に振り回される、不憫なふたりの男の奮闘物語。もしも作者の画力の都合で、背景や小物がまともに描かれなかったら……という事態に主人公たちが立ち向かう前代未聞のコメディ漫画作品です。

主人公は、神賀七三(かみがななみ)と成羽朝信(なりわとものぶ)のふたりの男。

ある夜、道端で出会ったふたりは互いに戦いを挑みますが、お互いの手には武器らしい武器がない状態でした。その状況を作者は「武器が描けないけどバトル漫画を描きたかったが故の苦肉の策です」と説明。その後、刀や銃で戦いたいと作者に希望を出してみるも「描けませんでした」という返答や、素材なので決まった角度しか対応できない…といった返答ばかり。バトル漫画の主人公から、ギャグ漫画の主人公として一緒に暮らすことになり、作者の画力に振り回されることになってしまったふたりの運命とは……!?

▼バトル漫画の登場人物として戦うはずだったふたりの手には、作者の画力の都合で武器がありませんでした…

『作者の画力が足りない。』より

▼素材のおかげで「銃」が手に入るものの、素材の都合で決まった角度しか対応できない事態が発生…など作者の都合に振り回されるふたりの姿が描かれます!

『作者の画力が足りない。』より

作者の画力に振り回されるとわかっていながらも、動物園に行ってみたり、料理にチャレンジしてみたりと果敢に挑戦する七三と朝信。背景や小物などの素材の使用や写真の利用、デフォルメについてなど、様々な漫画作品で違和感なく行われている事柄に対し、切り込んでいくふたりと作者とのやり取りやつっこみがテンポよく繰り広げられます。

はたして、七三と朝信にはどんな苦難が待ち受けているのか。ぜひコミックスでご確認ください。単行本には描きおろし漫画も収録されています。

▼作者が描けないと思いつつも動物園に行ってみると、まさかの写真での対応がされて驚くふたり

『作者の画力が足りない。』より

▼画像素材の使用に関する話など漫画がどのように描かれているかなどにも踏み込んでいます!

『作者の画力が足りない。』より

『作者の画力が足りない。』刊行情報

著者:次見やをら
定価:本体580円+税
発行:株式会社KADOKAWA
発売日:2019年4月27日(土)

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