両軍合計36安打の乱打戦 アンダーソンがサヨナラ弾

【タイガース11-12xホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

タイガースが15安打、ホワイトソックスが21安打を放ち、両軍合計36安打という壮絶な乱打戦を制したのはホワイトソックスだった。9対10と1点ビハインドで迎えた7回裏に、ホゼ・アブレイユの2点タイムリーで逆転に成功したホワイトソックスは、8回表にセットアッパーのケルビン・ヘレーラがロニー・ロドリゲスに2号同点ソロを被弾したものの、9回裏にティム・アンダーソンが6番手のジョー・ヒメネスからレフトスタンドに飛び込む5号サヨナラソロ。先日、本塁打を打ったあとにバットを豪快に投げ捨てる行為で乱闘騒ぎのきっかけを作り、出場停止処分を科されたアンダーソンだが、サヨナラ弾を放ったあと、同様のバットフリップで試合を派手に締めくくった。

初回にニコラス・カステヤーノスとミゲル・カブレラの連続アーチで2点を先制するなど、前半はタイガースが優位に試合を進め、5回表が終了した時点で9対2と大量7点をリード。しかし、ホワイトソックスはホゼ・ロンドンやホゼ・アブレイユの本塁打などで反撃を開始し、6回裏の5得点で1点差に迫ると、7回裏にはアブレイユの2点タイムリーで試合をひっくり返した。その後、タイガースに一度は追い付かれたものの、9回裏にアンダーソンが劇的なサヨナラアーチ。アンダーソンが4安打2打点の活躍を見せたほか、アブレイユが4安打5打点、レウリー・ガルシアとヨアン・モンカダも各3安打を放ち、チームの勝利に貢献した。

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