エンゼルス・プーホルスが通算打点歴代4位に浮上

【エンゼルス5-1ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

エンゼルスのアルバート・プーホルスは、初回にロイヤルズ先発のダニー・ダフィーから先制の4号2ランを放ち、通算打点を1995としてルー・ゲーリッグ(元ヤンキース:通算1994打点)を抜いて歴代4位に浮上した(記録はElias Sports Bureauによるもの)。プーホルスより上に位置するのは、2297打点のハンク・アーロン(元ブレーブスなど)、2086打点のアレックス・ロドリゲス(元ヤンキースなど)、1996打点のバリー・ボンズ(元ジャイアンツなど)の3人だけであり、ボンズを抜くのは時間の問題である。ブラッド・オースマス監督が「彼は球史において最高の右打者の一人である」と絶賛するスラッガーは、通算2000打点の金字塔まであと5に迫っている。

プーホルスの一発で先制したエンゼルスは、5回表にアンドレルトン・シモンズのタイムリー二塁打でリードを3点に広げ、6回表にはルイス・レンヒフォの犠牲フライで1点を追加。8回表にはコール・カルフーンにも7号ソロが飛び出し、リードは5点となった。先発のタイラー・スキャッグスは6回途中まで92球を投げてロイヤルズ打線を3安打無得点に抑え、2番手のルーク・バードも2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフ。3番手のキャム・ベドロージアンが1イニングを無失点に抑えたあと、4番手のジャスティン・アンダーソンが9回裏にアダルベルト・モンデシーの犠牲フライで1点を失い、完封リレーこそ逃したものの、危なげのない試合運びでロイヤルズに5対1で快勝した。

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