手前にピントがあって【私鉄に乗ろう81】会津鉄道(東武鉄道)その12(45)

駅舎に駅名標。1927年(昭和2年)国有鉄道会津線の駅として開業。会津鉄道に転換。交換設備は会津鉄道になってから供用されています。旧国鉄時代は大きな木造駅舎があった様ですが、会津鉄道によって写真の待合室状のものに建て替えられています。平均乗車人員は3人/日(2016年)。

駅予告票があります。

1.9kmで南若松駅。シンプルな単式ホーム。

駅名標。1995年(平成7年)会津鉄道が開業した駅です。日乗車人員は14人/日(2016年)。

わ! 手前にピントがあってしまいました。只見線と並びます。

西若松の予告票です。会津鉄道会津線は西若松が起点。

只見線は分岐して西若松駅に入ります。

会津鉄道会津線は3番線に入ります。

JR東日本の駅名標。会津鉄道会津線のラインカラーオレンジで南若松と表示されています。この駅の歴史もやや複雑です。1926年(昭和元年)国有鉄道会津線会津若松〜会津坂下間開通時に開業。会津支線が上三依駅(現・芦ノ牧温泉)まで開通。1971年(昭和46年)所属線区が只見線に変更。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR東日本に承継。JR会津線が会津鉄道に転換。2005年(平成17年)現在の橋上駅舎が完成。駅の東1km程に若松城跡(鶴ヶ城)があります。

筆者は只見線が好きです。2011年(平成23年)の豪雨災害以前に乗っていますし、会津川口〜只見間を代行バスで移動したこともあります。初めて乗った時は、廃止された田子倉駅、柿ノ木駅が健在でした。全線復旧が待ち遠しいですが、雪の季節になったら乗りに行きたくなります。戦後再建された若松城天守は瓦が赤瓦に戻されてから観ていないので行こうかな。

その只見線の単線を会津鉄道会津線は会津若松まで走ります。

では、【私鉄に乗ろう81】会津鉄道(東武鉄道)その13(46)に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

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