波瑠「続編があったらいいなと思っていました」! 「未解決の女」本日放送。「警視庁・捜査一課長」との信頼もより強固に

波瑠「続編があったらいいなと思っていました」! 「未解決の女」本日放送。「警視庁・捜査一課長」との信頼もより強固に

2018年4月期に連続ドラマとして放送され、絶大な人気を博した「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日系)。波瑠さん演じる肉体派の熱血刑事・矢代朋と、鈴木京香さん扮する文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙の凸凹バディが、“文字”を糸口に未解決事件を捜査するという新感覚のドラマとして話題でしたね。そんな「未解決の女」のスペシャル版が、本日4月28日に放送! インターネットTVガイドは京都・鴨川沿いでの撮影に密着させていただきました。本日はその現場の様子と、作品の見どころを皆さまへたっぷりとお届けいたします!!

警視庁特命捜査対策室第6係に所属する朋は、先輩刑事・理沙、草加慎司(遠藤憲一)と共に京都府警を訪ねます。3日前に、京都市内の喫茶店経営者・武村勇介(河相我聞)の遺体が発見され、そのそばには「男」という漢字が三つ連なる赤インクの文字が…。奇しくも5年前、東京都内でも2人のIT業界の人間が殺される事件が発生し、現場にはそれぞれ「蟲」と、「品」という赤インクの文字が残されていました。未解決のままになっていたこの事件。新たに現場に残された奇妙な“品字様”から、朋と理沙は同一犯が5年の歳月を経て、犯行を再開したことを示唆。しかし、特命捜査対策室室長・古賀清成(沢村一樹)からは「こじつけ」と一蹴され、京都府警の刑事・国木田哲夫(谷原章介)からも文書捜査官に対して嘲笑的な態度を取られてしまいます。めげずに3件の共通点を探す朋と理沙でしたが、被害者3人の接点すらも見つからず、捜査は難航を極めます。

同じ頃、武村の過去を調査し直した国木田は、彼が数年前まで東京の最大手ソフトウェア企業「Wテクノス」で働いていたという情報を入手し、加えて殺される2日前には、同社の社長である涌井徹(中村俊介)と会っていたことも判明。やっと手がかりがつかめた朋は国木田と「Wテクノス」へと向かいますが、秘書の米須雅人(武田真治)から門前払いを食らい、またも先行きが不透明に。そんな中、都内で新たな殺人事件が発生し、またも現場には品字様が残されていましたが、それを見た理沙は目の色を変えて…。

一連の殺人事件を結びつける“品字様”。なぜ犯人はそのような複雑かつ奇妙なメッセージを現場に残していったのか。また、なぜそれぞれその字でなければならなかったのか。犯人の目的とは一体…?

そんな一瞬たりとも瞬き厳禁の本作ですが、筆者は鴨川沿いでの撮影に密着させていただきました! 波瑠さん、鈴木さん、遠藤さん、そして今回のゲスト出演者の谷原章介さんの4人がずらりと勢ぞろい。当日は天候にも恵まれ、非常に良いコンディションの中撮影は進んでいきました。談笑もある、和気あいあいとした雰囲気はもちろんのこと、谷原さんを筆頭にそばを流れる小川に興味を示す出演者の皆さん。足でせせらぎに触れてみては京都の風情を感じたり、笑い声にもあふれ、非常に明るい現場となっていました。時折、聞きなじみのない鳥のさえずりが聞こえるような場面もあり、キャスト・スタッフ一同、どこから聞こえているのか、またどんな鳥なのかを真剣に語り合うような瞬間も。撮影合間でも笑顔が絶えない、本当にすてきな現場でした。また、舞台が京都ということもあり、“京都の科捜研”など、ファンなら確実に取りこぼさないようなフレーズが頻出し、そんなテレビ朝日の遊び心に、筆者は興奮を隠せませんでした(笑)。

そういった他作品とのクロスオーバーといえば、連ドラ放送時にも「未解決の女」と「警視庁・捜査一課長」がコラボしたことでも話題でしたが、夢のタッグにも新展開が。今回「警視庁・捜査一課長」の主人公・大岩純一を演じる内藤剛志さんと彼の右腕・小山田大介を演じる金田明夫さんがそろって出演を果たします! さらに今回は、“勘”を頼りに動く朋と理沙を、“勘に頼らない”大岩が指揮するなどの胸熱な展開が繰り広げられ、以前よりも強固になったそれぞれの信頼関係も描かれているんです。内藤さんは「大岩は勘なんて信じず、ちゃんと証拠を固めていくタイプの人間。だから劇中で“勘”という言葉は初めて発しました!」と言うほどの激レアな瞬間でもあり、「信頼する彼女たちが言うなら間違いない」と全幅の信頼を寄せ、“勘”からの捜査を推進していきます。

現場取材の後には、キャストを囲んで取材をさせていただき、波瑠さんからは「『未解決の女』は周りでも面白いと言ってくださる方が多く、続編があったらいいなという気持ちがすごくあったんです。ただ、皆さんお忙しいですし『絶対にあるな』とまでは思っていなくて。主演作の続編自体、私にとっては初めてですし、そんな記念すべき続編を鈴木京香さん、大森美香さんと一緒に作っていけるなんて、すごく光栄だなと思いました!」と喜びが爆発。鈴木さんも「連続ドラマの終わり方を知った時から、続編の予感がありました。ただ、皆さんのスケジュールを合わせるのが一番の難所だなと思っていたので、こうして続編が実現したことがうれしくてたまりません。長く続く作品になったらいいな」と、波瑠さん同様に続編の制作に歓喜していらっしゃいました。

「未解決の女」といえば、そのセリフ量の多さも話題ですが、それについて波瑠さんは「相変わらずセリフも膨大にあって、常に緊張している状態だったりもします(苦笑)」と心境を吐露すると、鈴木さんは「撮影中は難しいセリフを淡々と言うたび、理沙という役の醍醐味を感じ、ドギマギする日々です(笑)」と、楽しみつつもいい緊張感で演じていらっしゃることがうかがえました。

さらに、京都での撮影について波瑠さんは「京都でも矢代はいつもの矢代です(笑)。撮影初日から、東京とは違う趣きや風情のある街並みの中を突っ走りまして。皆さんが着物を着て散歩するような道をガシャガシャと暴れさせていただき、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです(笑)。でもそんな『未解決の女』だからこそ、京都ロケではコントラストが出て面白いのかなとも思い、撮影を楽しいんでいます」と、京都ならではの見どころを紹介。京都が大好きだと明かす鈴木さんは、「実を言うと、いつもプライベートで京都を訪れる時はスケジュールを詰め込んでしまうので、鴨川沿いをゆっくり歩くこともあまりないんですよ。でも、今回は撮影の合間に鴨川沿いでのんびり過ごすこともできましたし、とても楽しかったです」と、いつもとは違う楽しみ方ができたとを語りました。

そして最後に、波瑠さんは「今回のスペシャルも事件が複雑に絡み合っていますし、私も台本を読んで『すごく読み応えのある事件だな』とうなりました。そんな難事件を解決していく過程を、個性豊かな“ダンディーズ”と“女性バディ”が楽しく盛り上げていけたらいいなと思いますので(笑)、楽しみにしていただけたらうれしいです」と自身の目線も含めてお答えくださり、鈴木さんは「今回のスペシャルは京都と東京を行き来する設定で、事件もよりダイナミックになっていますから、サスペンスが好きな方にとってはとても面白い作品になっていると思います。また、劇中には“人と人の関わりの楽しさ”も詰め込まれていますので、ぜひ楽しみに見ていただけたらな、と思います」と締めくくられました。

東京と京都を、5年の歳月がつなぐ今回の“品字様連続殺人事件”。朋と理沙はこの難解な未解決事件を解決に導けるのでしょうか!? 一瞬たりとも見逃し厳禁な「未解決の女 警視庁文書捜査官 ~緋色のシグナル~」は、本日午後9時から放送です!

【番組情報】


ドラマスペシャル「未解決の女 警視庁文書捜査官 ~緋色のシグナル~」
テレビ朝日系
4月28日 午後9:00~11:05

テレビ朝日担当 I・S

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