ディアス先頭打者アーチ レイズが投手戦を制す

【レイズ2-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

レイズのチャーリー・モートンとレッドソックスのデービッド・プライスの両先発が好投し、ロースコアの接戦となった一戦は、レイズが2対1で勝利した。ヤンディ・ディアスの初回先頭打者アーチで先制したレイズは、4回表に一死一・二塁のチャンスでマイク・ズニーノが貴重な追加点となるタイムリー。レッドソックスは何度もチャンスを作りながら、得点圏で8打数ノーヒットとあと一本が出ず、8回裏にムーキー・ベッツの5号ソロで1点を返すのが精一杯だった。モートンは6回無失点の好投で今季3勝目。プライスは6回2失点の力投を見せるも、打線の援護に恵まれなかった。

レイズ先発のモートンは、2回裏に一死一・二塁のピンチを背負ったものの、ジャッキー・ブラッドリーJr.を三振、クリスチャン・バスケスをショートゴロに抑えて無失点。その後も毎回のように走者を背負いながら、牽制刺や併殺打を交えてレッドソックス打線に得点を許さなかった。モートンが6回102球無失点で降板したあとは、リリーバーを細かく繋ぎ、7回裏はチャズ・ローが2/3回、アダム・コラレックが1/3回を無失点。8回裏はディエゴ・カスティーヨがベッツに被弾したものの、ホゼ・アルバラードは2/3回を無失点に抑えた。1点リードの最終回はエミリオ・パガーンが締めくくって今季3セーブ目。レイズは17勝9敗(勝率.654)でメジャー最高勝率をキープしている。

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