ボーティ2本塁打5打点 ダルビッシュ6回1失点で2勝目

【カブス9-1ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

カブスは「5番・三塁」で先発出場したデービッド・ボーティが3回表に一挙5得点のビッグイニングを締めくくる2号3ラン、5回表にはリードを7点に広げる3号2ランを放ち、自身初の1試合2本塁打を記録すすとともに、5打点を叩き出す大活躍。先発のダルビッシュ有は制球に苦しむ場面がありながらも、6回110球を投げてダイヤモンドバックス打線をわずか2安打、デービッド・ペラルタの4号ソロによる1得点のみに抑え、今季2勝目をマークした。ダイヤモンドバックスは先発のザック・ゴッドリーが3回途中5失点で早々にノックアウト。2番手のマット・クックも4失点と崩れ、大敗を喫した。

今季6度目の先発登板に臨んだダルビッシュは、初回一死からエドゥアルド・エスコバーに二塁打を浴び、四球と死球で満塁のピンチを招いたが、クリスチャン・ウォーカーを空振り三振、ケテル・マーテイをファーストゴロに仕留めてピンチを脱出。2回裏も二死から連続四球で一・二塁となったものの、エスコバーを空振り三振に仕留めて無失点で切り抜けた。3回裏はダイヤモンドバックス打線の中軸を三者連続で空振り三振に斬って取り、4回裏は三塁ボーティのエラーで走者を出すも併殺打を打たせて打者3人で無失点。5回裏は三者凡退に抑え、6回裏は先頭のペラルタに被弾したあと、四球で走者を出したものの、後続を抑えて最少失点で抑えた。球数は110球と多かったが、6イニングを投げて被安打2、奪三振8、与四球4、失点1の好投で2勝目。このまま上昇気流に乗っていきたいところだ。

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