日ハム再び貯金1 有原7回2安打零封で無傷4勝目、防御率0.51に 鷹は連勝止まる

2点タイムリーを放った日本ハム・大田泰示【画像:(C)PLM】

ソフトバンクは今宮欠場の打線が奮わず零封負け

■日本ハム 4-0 ソフトバンク(28日・札幌ドーム)

 日本ハムが有原の好投で再び貯金を1とした。28日、本拠地札幌ドームでのソフトバンク戦。中島卓と大田の適時打で得た2点のリードを有原が7回2安打無失点の好投で守り抜いた。

 日本ハムは4回、1死満塁のチャンスで中島卓が左前適時打を放って先制。続く5回には四球で出塁した西川を一塁に置き、大田が右中間を真っ二つに破った。一塁走者の西川が快足を飛ばして一気に生還。大きな2点目を奪うと、7回にも追加点を奪った。

 有原はソフトバンク打線に凡打の山を築かせた。初回、松田宣に右前安打を浴びたが、6回までこの1安打だけ。7回に三森に二塁打を許したが、7回2安打1四球無失点で無傷の4勝目をあげた。ここまで5試合で失点はわずか3。防御率は驚異の0.51となった。

 ソフトバンクは連勝がストップした。先発のミランダは5回途中6安打4四死球で2失点。好調だった今宮がスタメンから外れた打線は有原の前にチャンスらしいチャンスも作れずに完敗した。欠場した今宮だけでなく、3番手で登板したスアレスも異変で降板するなど、痛い1敗となった。最後の打者となった松田宣は二ゴロ。工藤公康監督のリクエストにより、リプレー検証が行われたが、判定は覆らず、ゲームセットとなった。(Full-Count編集部)

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