アザラシ赤ちゃん、魚とにらめっこ

鶴岡・加茂水族館、食べる訓練始まる

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魚を見詰めるゴマフアザラシの赤ちゃん=鶴岡市立加茂水族館

 鶴岡市立加茂水族館で先月生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんが28日、魚を食べる訓練を始めた。生きた魚を見るのはこの日が初めてで、プールに放されたサクラマスを一生懸命に追い掛けた。

 赤ちゃんは3月25日生まれの雌で、同水族館によると、27日の計測で体長70センチ、体重29キロ。23日に離乳を確認した。魚が餌だという認識はまだなく、訓練を通じて慣らしていく必要があるという。

 飼育員は15センチ程度のサクラマス3匹を用意。眠たそうな赤ちゃんの目前に置くと、水たまりで跳ねる様子が気になったのか口先でつついてプールに落とし、追い掛けっこを始めた。右へ左へと踊らされていたが、うまく隅に追い込むと魚の尾びれをぱくりとくわえた。

 30分ほどの間に捕まえるこつはつかんだようだが、食べることはなかった。飼育課の伊藤愛さんは「興味を示して追い掛けてくれただけでも前進。遊びを重ねながら成長してほしい」と見守っていた。